公式サイト参照:http://sva.jp/
こんにちは。10月13日に日本一綺麗な星が見えると言われている長野県阿智村で開催されている日本一の星空ナイトツアーへ行ってきました!結果的には天候があまりよくなく、星はあまり見ることができなかったのですが、貴重な経験だったので、シェアしておきたいと思いました。日本一の星空ナイトツアーのことをはじめ、阿智村の10月の気温や、服装などについてご紹介します。
ざっくりすべて知りたい方は最後にまとめてあります!
→まとめを見る
クリックで移動 [目次]
阿智村へ行った日
私が行ったのは2019年10月13日(土)、14日(日)です。私は関東に住んでいるので日帰りは厳しいため、阿智村にある昼神温泉郷のホテルへ宿泊をしました。ちなみに、星空ナイトツアーへ参加したのは13日です。
阿智村の場所(アクセス)
阿智村は長野県の南西部に位置していて、岐阜県との県境の小さな村です。中央道の飯田山本ICで降りるとすぐ阿智村へ入ることができます。車で行くと、東京から中央道で約4時間、名古屋から約1.5時間、大阪から約3.5時間ぐらいです。その他の移動手段は、観光バスツアー、マイカー、もしくは電車+タクシーや高速バスのいずれかとなります。
日本地図から見る阿智村の位置関係
私は関東から車で行ったのですが、長野はスノーボードでたまに行くのでそんなに遠くないと思っていたのですが、結構遠かったです。諏訪湖からも2時間ぐらいかかりました。汗
中央道は上りで、小仏トンネル付近が渋滞しやすいので、お帰りの時間は本当に余裕を持つことをおすすめします。私の場合、帰りに24kmの渋滞に巻き込まれ、休憩入れましたが、全部で7時間ほどかかってしまいました。
星空ナイトツアーって?
星空ナイトツアーは長野県阿智村にある「富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら」という場所にて開催されている、星空見学ツアーです。
2012年から村を上げて開催してきて、毎年右肩上がりの来場者数を記録している超人気ツアーです。
星空ナイトツアーの写真スポット
基本的には、山頂までゴンドラで上がり、寝転がったり座ったりして星を見るツアーになります。ただ、大きなモニターを使ったり空に向けたレーザーポインターを駆使して、スタッフの方が星の説明をしてくれます。「ここに見えるのがベガです。ベガは…」といった感じで説明していました。
また日にちによっては、音楽ライブがやっていますし、山頂にある建物では、星に関する常設展がありますので、いろいろな楽しみがありますよ。
星空ナイトツアーの会場は?
星空ナイトツアーの会場は富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらという場所になります。阿智村にある昼神温泉郷から車で20分ぐらいいった場所です。
場所:富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら
住所:長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
星空ナイトツアーのアクセス
主要都市からの行き方としては、以下があります。
- マイカー
- 高速バス
- 観光バス(ツアー)
マイカーで行く場合は、中央道を使って、「飯田山本IC」まで行き、そこから国道153号線→国道256号線という経路で行けます。
高速バスを使っていく場合は、バスタ新宿や大阪梅田から高速バスに乗り、近くまで行き、最後はタクシーを使うような流れになります。昼神温泉などに泊まる場合は温泉宿からバスが出ているので、タクシーを使わなくてもいけます。
観光バスのツアーなら、観光バスで連れて行ってくれるので安心ですね。
公式サイトの情報を貼っておきます。
東京から車もしくはバスで行く場合
大阪から車もしくはバスで行く場合
公共交通機関で行く場合
星空ナイトツアーは山で行われるイベントです。
会場に近づくと、山を登っていく形になるため、少し混雑します(車線は片側1車線)ので、早めにいくことをおすすめします。
また、駐車場は2,000台分、無料で用意されているので安心ですが、遠い場所になると少し歩かなければなりませんのでご注意ください。
私は(19時半ゴンドラ最終、20時開始)の1部に参加するために、19時前ぐらいに着いたのですが、駐車場からゴンドラまで5分は歩きました。さらにゴンドラ乗り場は長蛇の列でした。
【2019年最新情報】
2019年からはチケットが日時指定の事前予約制になったようです。チケットはオンラインで公式サイトから買うか、オフィシャルホテル・旅館でチケット付きプランもしくは手配してもらうことで入手できます。
ちなみに公式サイトでは、利用日の2週間前の午前10時より販売されます。
長蛇の列だったゴンドラ乗り場
天候について
晴れてないと星は見えませんよね。なので晴天の日が最高です。また、月明かりが弱い日だとよりきれいに見えるそうです。
残念ながら、私たちが行った日は曇りでした。昼は晴れていたのに夜になると曇ってきてしまい、さらにたまに小雨がちらつく感じでした。
ただ、ゴンドラで上へあがると、少し晴れ間が見えている感じでしたので結構期待が高まりました!
さあ、電気を消して、ツアーがスタートすると雲の隙間から星が見えてきました!あまり多くはありませんが、度々顔をのぞかせる星を見て大興奮。
満天の星には到底及ばない程度の星でしたので、残念ではありましたが、普段行かない山の上で大勢の人と一緒に寝転がって星を見ることができたので十分楽しめました。
当然、雨や、曇りの場合には、ほとんどの確率で観ることはできませんが、現地の人いわく、ゴンドラ乗り場が曇りや雨でも稀に山頂は貼れていて星が観れる!ということがあるみたいです。
折角いったのであればあきらめずに上ってみてください。最悪星空のプロジェクションマッピングを楽しめばいいです。
ちなみに2019年に行った際には残念ながら厚い雲に覆われていて、1つも星が見えませんでした。
頂上のプロジェクターを使ったイベント
星が見える確率は?
阿智村の星空ナイトツアーでの星が見える確率は、現地の人曰く、月に4日~10日ぐらいとのことでした。4日って言われるとかなり希少価値が高いように見えますよね。現に、2019年は関東では毎週末に雨が降っているので、それを考えると妥当な数値かと思います。
また半月から満月の月が明るい日は星が見えにくくなってしまうので、できるだけ避けていったほうがよさそうです。
特に夏は台風などの影響もあるので、より確率が下がりそうです。寒いですが、4月や5月、10月がおすすめですね。
ただし、私は2018年10月と2019年9月の2回、星空ナイトツアーに参加してまだ満点の星空が見えていません。。
星空ナイトツアー開催期間
この星空ナイトツアー、2019年の開催期間は基本的に4月〜10月(梅雨の時期を除く)という感じです。2019年の場合は以下期間にて開催しました。
2019年4月13日(土)~2019年10月21日(月)
※除外期間:2019年5月20日(月)~2019年7月5日(金)、2019年9月24日(火)~2019年10月11日(金)
私は2018年の開催期間終了の1週間前の10月13日と、2019年9月21日に行きました。
開催場所の「ヘブンスそのはら」は冬はスキー場のため、スキー場がやってない期間のみの開催となっていますし、梅雨の時期は開催していないため、意外と期間が短いです。日程はチェックしておくといいですね。
星空ナイトツアーの開催時間
星空ナイトツアーは、通常営業と2部営業の日があります。
■通常営業
【1部】20:00~(19時半)
■2部営業PARADISE NIGHT
【1部】20:00~(19時半)
【2部】22:15~(22時)
※カッコ内はゴンドラ最終時間です。
ゴンドラ最終時間については少し遅れても大丈夫な気がしました。
私が乗れた時間が19時20分だったのですが、後ろに並んでいる人がどう考えてもあと10分で乗れる量の人数ではありませんでした…笑
鑑賞スペース
2019年はゴンドラも日時指定の事前予約制となっていたのでかなりスムーズでしたよ。
星空ナイトツアーのチケット
星空ナイトツアーは毎年来場者が増え続けている大人気イベントとなっています。
チケット売り場が混雑するという記事がいろんなサイトに載っていますが、私がいった日は前売りで買ってきている人が多かったので、チケット売り場はガラガラでした。
チケット(当日券)販売時間
■通常営業
18:15~19:30
■2部営業PARADISE NIGHT
【1部】17:30~19:30
【2部】20:45~22:00
混雑すると早めに終わってしまう可能性があるみたいですので、宿泊施設で買うか、事前にネットなどで購入しておくといいですね。
チケットの料金
チケットは日程によって少し値段が変わります。また1部と2部でも変わっていました。
大人 | 小人 | |
一部 | 2,400円~2,800円 | 1,400円 |
二部 | 2,000円~2,400円 | 1,000円~1,200円 |
※ 料金はゴンドラ往復乗車料金が含まれます。
大人は、一番安い時は2,400円、高い時は2,800円でした。私たちは土日を含む3連休に行ったので一番高く2,800円でした。ちなみに2018年からは値上がりしているようですね。(2018年は大人2,200円、小人1,000円)
チケット購入:星空ナイトツアー 公式サイト
チケットは2019年はQRコードがついていました。
ホテルのプランでついてきたチケット
ゴンドラについて
星空ナイトツアーはスキー場の頂上で開催されるため、駐車場に車を止めたらゴンドラに乗って向かいます。ゴンドラは12人乗り(立ち乗り&若干の腰掛け)なので、比較的スムーズに動いてます。乗っている時間は15分程度です。中は暗く、流れている映像の明かりのみでしたので、天気が良ければ若干の夜景も楽しめます。
ただ、ゴンドラからもう寒いです。空調設備などはないため、駐車場からしっかり防寒していくといいですよ。(みんな厚着して向かってました)それと、乗り物酔いしやすい方は酔うかもしれません。何箇所もあるワイヤーのつなぎ目?に差し掛かると揺れます。
2018年は、20分ぐらい並びましたが、2019年は15分ぐらいでした。
ゴンドラの運行時間
ゴンドラの運行時間は以下のようになっていました。
■通常営業
1部のみ(プログラムスタート20:00~)
上り 18:30~19:30発
下り 20:30
■2部営業PARADISE NIGHT
【1部】(プログラムスタート20:00~)
上り 17:30~19:30発
下り 20:30
【2部】(プログラムスタート22:15~)
上り 21:00~22:00発
下り 22:45
当日の気温(9月と10月)
私が参加したのは2018年10月13日(2019年は9月21日)でした。
2018年10月に参加した日の天候は曇り、気温はゴンドラ乗り場が15℃ぐらい?山頂は12℃でした。山頂ということですので、ゴンドラ乗り場から気温は下がりますので、そんな寒くないかな?と思っても上は結構寒いです。10月は大体これぐらいの気温みたいです。(むしろ暖かい方と言われました)
12℃とかって言われてもパッとわからないと思いますので実際に私がいった服装でイメージしてみてください。
服装について
私はこんな服装で行きました。
- ニット帽
- レザージャケット(春秋用)
- ウルトラライトダウン
- 薄めのネルシャツ
- Vネックのヒートテック(極暖とかではないです)
- デニム
- 少し長めの靴下
- スニーカー
これにブランケットを足にかけてました。
この服装で、ゴンドラ乗り場は全然寒くありませんでした。しかし、山頂へ行くと若干寒いなと感じ、寝転がっていると地面が冷えて徐々に寒さを感じるようになりました。また曇っていたのと、雨が降りそうだったので霧も発生していたことも寒かった要因かもしれません。ただ、全然凍える感じではありませんでした。少し寒いなという感じです。正直2部だったら寒かったかもしれませんね。。1部だったのでまだ早い時間(20時~20時半)で助かりました。帰りのゴンドラは寒かったです。
今回の服装でいえることは、間違いなくレザーはおすすめできません。ダウンジャケットであれば全く問題ないかと思います。周りの方もダウンジャケットが多く、それ以外の人も結構厚着をしてきていました。
2019年は9月ながら15℃~20℃ほどでした。ですがやはり結構寒かったですね。ダウンジャケットや登山の格好を持っていってもいいと思います!
持ち物
服装以外に気になるのは持ち物ですよね。私が実際に持っていって良かったもの、持っていけば良かったものをご紹介します。
持っていったもの
- アルミレジャーシート90×60(100円均一)
- 折り畳み座布団(100円均一)
- 小さめの枕(100円均一)
- ブランケットと大判ストール
- カイロ
- 懐中電灯
持っていけばよかったもの
- もっと大きなレジャーシート(防寒用のアルミのやつ)
レジャーシートは90×60センチだったので、2人で座るには、小さかったです。寝転がってみると想定するならば、もっと大きいものが持っていけるのであればいいと思いました。みんな防寒用のアルミのガチな奴を持ってました。ただ、アルミ素材を選んでおいて助かりました。ペラペラのレジャーシートだと地面が湿ってくるのでお尻がべたべたになる可能性がありますよ。
折り畳み座布団と小さめの枕は持っていって良かったです!地面にレジャーシートを引いたとはいえ、お尻いたくなったり、寝ていて頭や腰が痛くなったりしますよね。枕と折り畳み座布団を持っていくと天体観測に集中できます。(カイロや懐中電灯は利用しませんでした。)
設備について
山で行われるツアーということで気になるのは周辺の設備かと思いますので、最後に麓と山頂設備をご紹介します。
ゴンドラ乗り場にあるチケット売り場、山頂のそれぞれにトイレと自動販売機があります。麓には、お土産屋さんやカフェも併設されています。
麓にあるカフェの中
山頂のトイレは男性の方はガラガラでしたが、女性の方はめちゃくちゃ混んでました。女性の方はホテルや、チケット売り場でトイレを済ませておくといいですよ。
山頂のおやき屋さん
山頂には自動販売機はもちろん、ケータリングの販売も行っています。暖かいものが買えます!
山頂に出ていた軽食屋
ビールなどもありましたよ!
ただ、自動販売機の値段はめちゃくちゃ高いです。(缶のコーンポタージュが200円しました…笑)なので水筒などで暖かい飲み物をもっていくといいかもしれません。
ちなみに山頂の建物の中には、キッズスペースもあるので、お子さんがぐずっても大丈夫です!
山頂の建物の中にあるキッズルーム
昼神温泉郷への宿泊がおすすめ!
今回私は初めて星空ナイトツアーへ参加しました。遠方だったため、周辺に温泉があればいいな~なんて思い、宿泊施設を探すと近くに「昼神温泉郷」という場所がありました。
昼神温泉郷の地図
昼神温泉郷とは?
昼神温泉郷は長野県下伊那郡阿智村にある温泉地です。温泉街としていくつかのホテルや旅館があります。歴史としては新しい温泉地となっていますが、中央道からのアクセスがいいため、長野県内でも温泉の規模が大きいみたいです。さらに公序良俗に反する施設への取り締まりが非常に厳しくしているため、遊べるようなお店はありません。
実際に行ってみると、うわさ通り、昼神温泉郷は緑豊かで、静かな温泉地でした。
昼神温泉の中心部に流れる阿智川
私が宿泊したのは「昼神グランドホテル天心」です!
昼神グランドホテル天心
正直星空ナイトツアー以外には、全然期待してなかったのですが、かなりいいホテルでした!
足湯
足湯スペース
1階に優雅な足湯スペースがありました。目の前には和の雰囲気を感じるような景色が広がります。リラックスした時間を過ごせました。
温泉
お風呂は1階に作られた露天風呂と、7階にある展望風呂(内湯のみ)の2つありました。少しぬめり気のある温泉で気持ちよかったです。身体の芯から温まりました。
※温泉の泉質は「アルカリ性単純硫黄泉」だそうです。
送迎バス
宿泊者限定で星空ナイトツアーへの送迎バスがありました。車で行くと無料バスには基本的に乗れません。有料バスには乗れますが予約制なので予約がいっぱいだと乗れません。
無料バス:完全予約制。公共交通機関で来た方が優先のためほぼ乗れない
有料バス:完全予約制。1,000円/人かかるため自家用車で行ったほうがいい
また、ホテルには、星空ナイトツアーチケット付きプランもあるので、おすすめです!
私が利用したのは、1泊2食(朝夕食)で、星空ナイトツアーチケットや星空ノムコウというお菓子と、女性限定で色浴衣が選べるプランでした!
プランはじゃらんnetから予約できます!
じゃらんnetはTポイントが貯まるので、お得ですよ♪
時間を気にせずゆったりと星空ナイトツアーを満喫したい方は、昼神温泉郷のホテルや旅館への宿泊をおすすめします!
星空ナイトツアーまとめ
長々と書き進めてきてしまったので、最後にまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
- 星空ナイトツアーは長野県の南西部にある山で開催されるツアー
- 開催場所は「富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら」
- 開催期間は4月から10月(梅雨など一部除外日程あり)
- 満天の星が楽しめる(稀に天の川が見えることも!?)
- 土砂降りなら中止もある(曇りや雨でもプロジェクターでイベントが催される)
- バスもしくはマイカーで行ける(駐車場無料)
- チケットは2019年から日時指定の完全予約制に!
- 駐車場から山頂まではゴンドラで移動(約15分)
- 特に山頂は寒い。防寒必須(ダウンジャケットがおすすめ)
- 地面に座ったり寝転がったりするためレジャーシート(防寒用のアルミ)が必須
- 小さめの枕や折り畳みの座布団などは便利(100円均一で用意できる)
- 遅くいくと駐車場が遠くなる(最大1キロ歩く)
- 基本的に土日は人が多い(8月は大混雑)
- 近くにある昼神温泉郷への宿泊がおすすめ!
私が行った日は曇りだったので、満点の星を眺めることができませんでした。ただ、また絶対に挑戦したいと思っています。少し遠いですが挑戦する価値はありますよ!皆さんもぜひ行ってみてください。
コメントを残す