「ZenFone3 Laserって安くて評判が良いけどどうなんだろう?あちこちで絶賛されてるけど、そんなに良いのかな?スペックはそんなに高くないけど、コスパ抜群って評判が高い。でも、本当かな?やすいから何か裏があるんじゃ・・・・・」
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- 1 ZenFone3 Laser(ZC551KL)のスペックを復習!ZenFone3との比較も
- 2 決して19800円とは思えない。高級感あふれる外観
- 3 チープとは言わせない!液晶はとても綺麗!
- 4 動作は思った以上にサクサク動く!CPUは安くてもメモリ4GBあれば快適
- 5 カメラの写りは普通?よくも悪くもと行った模様
- 6 Huluが見れない
- 7 スピーカーの音質は前機種のZenFone2 Laser以下
- 8 標準カメラの露出変更は、ピントを合わせた部分を長押しする必要あり
- 9 デュアルSIMだけどDSDS対応じゃないのは残念!
- 10 Volte対応で通話がクリアでびっくり!
- 11 UQモバイルのSIMで1日中快適に使えた!
- 12 まとめ:カメラとDSDSが気にならなければメインスマホでもOK
ZenFone3 Laser(ZC551KL)のスペックを復習!ZenFone3との比較も
まずはZenFone3 Laserのスペックを復習しておきましょう。上級機種のZenFone3との比較を知りたい方もいると思うので、そちらも掲載しました。どちらもNFCがついていないところは注意です。
ZenFone3 (ZE520KL) | ZenFone3 Laser (ZC551KL) | |
OS | Android6.0 | Android6.0.1 |
本体サイズ | 147 x 74 x 7.7mm | 149 x 76 x 7.9mm |
重量 | 144g | 150g |
液晶サイズ | 5.2インチ (Gorilla Glass3) | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
バッテリー | 2650mAh | 3000mAh |
充電 | USB Type-C | microUSB |
CPU | Snapdragon625 | Snapdragon430 |
クロック数 | 2.0GHz(8コア) | 1.4GHz(8コア) |
メモリ | 3GB | 4GB |
ストレージ | 32GB | 32GB |
メインカメラ | 1600万画素 レンズf2.0 | 1300万画素 レンズf2.0 |
インカメラ | 800万画素(f2.0) | 800万画素 |
wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n |
NFC | なし | なし |
防水 | なし | なし |
指紋認証 | あり | あり |
DSDS対応 | あり(4G+4G) (microSIM+nanoSIM) | なし (デュアルSIMスロット) |
価格 (UQオンライン ショップ) | ¥34,800- | ¥19,800- |
ちなみにZenFone3 LaserはZenFone3の廉価版という位置付けです。コスパ抜群と言われているZenFone3からさらに余計な機能をそぎ落として、最強のコスパを追求した端末です。
CPUやカメラはZenFone3の方が良いものの、バッテリー容量や画面サイズなどはZenFone3 Laserの方が優れています。
一概にもZenFone3の方が高いから全部良い!というわけでもありません。
バッテリー容量や画面サイズを求めるのであれば、ZenFone3 Laserの方が優れているとも言えます。
決して19800円とは思えない。高級感あふれる外観
まずは正面から見た様子です。とっくに何も変哲のない、ここ最近のスマートフォンです
底面にはmicroUSBとスピーカーがあります。詳しくは後で書きますが、このスピーカーの音質は期待しない方が良いです。
上面にはイヤホンジャックがあります。普段の生活コストを抑えたい格安スマホユーザーにとって、BTイヤホンを新たに購入する必要がないのは嬉しいですね。
左側は特にボタンは何もありません。SIMスロットのみとなっています。
このSIMトレイですが左側がSIM1(microSIM)、右側がSIM2(nanoSIM or microSD)になっています。
右サイドは上がボリューム、下がスリープボタンです。ボリューム下と電源の同時押しで
裏面はカメラと指紋センサーがついています。
僕はZenFone2 Laserも持っていますが、それとは打って変わって高級感のあるアルミの手触りが気持ちいいです。
チープとは言わせない!液晶はとても綺麗!
液晶の解像度は1920×1080でフルハイビジョンになっています。ZenFone2 Laserでは液晶の解像度も低く、絵が荒いイメージがありましたよね?
しかしZenFone3 Laserの液晶はとても綺麗で、動画を見るのにも電子書籍を見るのにも適しています。
格安スマホは画質が悪いというのは過去の話になりました。細かい文字が読めなくて困るということもないので安心して購入できます。
動作は思った以上にサクサク動く!CPUは安くてもメモリ4GBあれば快適
CPUがスナドラ430ということで、ミドルでもないロークラスのものを使っています。これでまともに動くのか心配だったのですが、そんな心配は無用でした。
メモリ4GB恩恵があり、クロームでネットの閲覧をするのに特に不自由することはありません。
Youtubeで動画も見れますし、ツムツムのゲームも快適に遊べます。
HIDE AND FIREという3Dをふんだんに使っているゲームも意外にも普通に遊べました。
Antutuベンチマークのスコアは44108とそんなに高くないものの、超ヘビーユーザーでなければ事足ります。
カメラの写りは普通?よくも悪くもと行った模様
カメラについてはそれほど期待しすぎない方が良いです。
僕は普段Galaxy Note5やiPhone7といったカメラに力が入りまくってる機種を見慣れてしまっています。
そんな僕がZenFone3 Laserの写真のカメラを見ると、まあ、値段相応だな・・・・・という感じがします。
やはり安いだけあって、写真のノイズは感じます。室内でマグカップをiPhone7とZenFone3 Laserで撮り比べてみました。
上がiPhone7、下がZenFone3です。やはりiPhone7はノイズが少なく滑らかな写真で、色の諧調もあります。ZenFone3 Laserはざらついた印象で、色合いも優れているとはいえず。いかにも室内で光が少ない中で頑張って撮りましたって感じがしますよね?
続いて夕日を撮った写真です。これも上がiPhone7、下がZenFone3 Laserです。
これもiPhone7で撮ったものはノイズが少なく滑らかで綺麗な風景ですが、ZenFone3 Laserは値段相応です。また、iPhone7で撮ったものの方が建物の細部を映し出せています。
まあ、19800円でこれだけ撮れると考えれば満足と言えるかもしれません。
最後に明るいところでのクリスマスツリーの比較です。
上がiPhone7、下がZenFone3 Laserです。明るいところでは色の好み差というところでしょうか?明るところでこれだけ取れればOKというのであればZenFone3 Laserは素晴らしい選択肢です。
正直ZenFone3 Laserの弱点はカメラ弱い、防水がない、NFCがないというところぐらいです。そのうちカメラが気にならないのであればこれはメイン機種にしても良さそうなレベルです。
[adsense2]Huluが見れない
まだ発売されたばかりなので未対応なのかもしれませんが、2016年12月18日現在、ZenFone3でHuluを見ることができません。
僕は普段からHuluでNOGIBINGOもキャバすか学園も見ているのでとても残念です。
いち早く対応してほしいです。
スピーカーの音質は前機種のZenFone2 Laser以下
こればっかりは驚きました。スピーカーでものすごいコストダウンを図ってこの機種の価格はできたんじゃないかと思うくらいです。
ZenFone3 LaserでYoutubeを聞いて見るとすごくこもった音になります。むしろ前機種のZenFone2 Laserの方がまだマシな音です。
調べて見るとZenFone3 Laserのスピーカーにはアウトドアモードというものがあり、これをオンにすると今までこもってた音が抜けて聞こえるようになります。
しかし、今度はイヤホンから音漏れしてるかのようなシャンシャンした音になります。
イヤホンを接続した時は特に気にならないので、スピーカーで聞くとき前提です。
標準カメラの露出変更は、ピントを合わせた部分を長押しする必要あり
もう1つカメラについて気になったことが1つあります。それは、露出を変更するときに、ピントを合わせた部分を長押しする必要があるということです。
GalaxyやiPhoneのカメラでは、タッチしてピントを合わせた瞬間に露出を調整するバーが表示されます。それをスライドさせるだけで簡単に露出を変更(明るくしたり暗くしたり)することができます。
しかし、ZenFone3 Laserのカメラではタッチしてピントを合わせただけでは露出変更のバーが出てきません。ピントを合わせたいところを長押ししてようやくスライドバーが登場します。
この辺りシステムとして改善してほしいですね。せっかくASUSはSIMフリー市場で好調を見せているので、もっと使い勝手をよくする仕組みを考えても良いのではと思います。
デュアルSIMだけどDSDS対応じゃないのは残念!
ZenFone3 LaserはデュアルSIM仕様でSIMが2枚入るようになっています。しかし、残念なことにDSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)には対応していません。
片方のSIMで電話を待ち受けて、片方のSIMでネットワーク通信というふうにはできないのが残念です。
UQモバイルとワイモバイルのSIMを差しておいて、ワイモバイルがつながらずUQがつながるところでは、ソフト上で切り替えてそっちを切り替えて使うという使い方は残念ながらできませんでした。
DSDSが必要であるならば素直にZenFone3にしましょう。
Volte対応で通話がクリアでびっくり!
僕のイメージではUQモバイル(au)といえば通話品質がよろしくなく、途切れたりこもったりして聞き取りにくいというイメージがありました。
しかし、Volteに対応してるおかげか、ZenFone3 Laserが聞き取りやすいだけかはわかりませんが、非常にクリアな音で不自由ありませんでした。
自分はUQ、相手はドコモで電話をかけてみてもクリアな音だったので、ビジネスユースとして使うにも特に問題なさそうです。
UQモバイルのSIMで1日中快適に使えた!
今回僕が買ったのはUQモバイルでの端末セットです。
格安SIMといえば平日のお昼や夕方から夜にかけて遅くなることが多々ありますよね?
しかしUQモバイルはさすがというべきか、全然遅くなりません。Youtubeも快適に見れました。
au系は通話品質が悪いイメージがありますが、通話もVoLTEで思っていた以上にクリアな音質でした。
[adsense3]まとめ:カメラとDSDSが気にならなければメインスマホでもOK
今回UQモバイルのZenFone3 Laserを使ってみて、普通にメインスマホとして使えるなという印象を受けました。
もちろん10万円近くするXperiaやGalaxy、iPhoneにカメラやゲームなどの動画性能は多少劣ります。
しかし、「スマホにそんなにお金をかけたくない。だけどスマホはないと困るし、使うときはサクサク動いてほしい!」
そう思っている方の欲張りな願いを叶えてくれている機種です。
UQモバイルでは機種代込みで月々2480円〜使えるプランがあります。スマホのカメラにこだわりがないのであれば、5.5インチの大画面でネットの調べ物もみやすいZenFone3 Laserはオススメの一手ですよ!
そう思って悩んでいるあなたのために、実際に僕がZenFone3 Laser(ZC551KL)をUQモバイルで購入したのでレビューします。
思った以上にサクサク動き、あるところで思った以上のコストダウンを感じました。しかし、値段以上の価値はあると感じたスマートフォンです。それでは詳しくみていきましょう。