一度にたくさんの情報を確認でき、動画も見やすい大画面。文字を打つときにフリックでもうイライラする必要のない物理キーボード。キーボードをなぞればマウスにもなり、スペースキーには指紋センサー搭載でセキュリティーも万全。
そんなスマホがMWC2017で発表されました。そう、「BlackBerry KEYone」です。
このBlackBerry KEYoneにはかなり期待しています。だって物理キーボード搭載のAndroidスマートフォンなんて理想じゃないですか?
しかし、残念なことにメインスマホにはできないと思います。
今日はなぜ、けーしんがBlackBerry KEYoneに期待しているのか?そして、メインキーボードじゃ使えないと思ったのか?詳細なスペックから使い勝手まで詳しく説明していきたいと思います。
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BlackBerryKEYoneはハイスペック端末ではない!
BlackBerry KEYoneとBlackBerry PRIVのスペックを比較
まずはBlackBerry KEYoneのスペックを前モデルのBlackBerry PRIVと比較しながら見ていきましょう
BlackBerry KEYone | BlackBerry PRIV | |
OS | Android7.1 | Android5.1 |
本体サイズ | 149.3 x 72.5 x 9.4mm | 147 x 77.2 x 9.4mm |
重量 | 180g | 192g |
液晶サイズ | 4.5インチ | 5.4インチ |
解像度 | 1620×1080 | 2560×1440 |
バッテリー | 3505mAh | 3410mAh |
充電 | USB Type-C | microUSB (USB 2.0) |
CPU | Snapdragon635 | Snapdragon808 |
メモリ | 3GB | 3GB |
ストレージ | 32GB +microSD | 32GB +microSD |
メインカメラ | 1200万画素 f2.0 | 1800万画素 f2.0 |
インカメラ | 800万画素 f2.0 | 200万画素 |
wi-fi | 802.11a/b/g/n/ac | |
防水 | なし | なし |
指紋認証 | あり | なし |
虹彩認証 | なし | なし |
BlackBerry KEYoneの前に発売された、縦型スライドキーボード搭載のAndroid端末「BlackBerry Priv」は、発売当時フラッグシップと言えるハイスペックな端末でした。
BlackBerry Privの主な性能
- CPU:Snapdragon808
- RAM3GB
- ROM32GB
- 解像度:2560×1440
- ディスプレイ:5.4インチデュアルエッジ
CPUはXperiaZ4がスナドラ810を抑えきれなかった時代、あえて808に下げて安全を取っていましたが、文句なしのハイスペック端末でした。
BlackBerry KEYoneの主な性能
- CPU:Snapdragon625
- RAM3GB
- ROM32GB
- 解像度:1620×1080
- ディスプレイ:4.5インチデュアルエッジ
CPUとメモリのスペックを見ると、3万円で購入できるZenFone3と同じです。このスペックでも2年前のフラッグシップと同等以上の性能なことはわかりますが、正直これをメインスマホとして使うには物足りないです。
特に最近Xperia XZ Premiumなんていうスナドラ835でメモリ4GBで4KHDRディスプレイを積んだ端末を見せられた後では、ちょっと物足りなさがあります。
普段はiPhoneやXperia、Galaxyなどのメインのスマホがあって、2台目として文字を打つように持つには十分OKですが、これ1台で全てこなすというのはちょっと・・・・・という感じです。
その他目立った変更点
PRIVで超絶不評だった不安定なスライドキーボードを廃止し、ストレート型にしました。そのためディスプレイサイズを4.5インチへ縮小し、アスペクト比も16:9から4:3に。解像度が、今時見慣れない1620×1080となりました。
また充電端子がUSB Type-Cへと進化し、わずか30分で50%のチャージも可能になります。
カメラには期待しないほうが良い?
今までBlackBerryのカメラに関して、ずば抜けて良いとも、使い物にならないほど悪いとも聞いたことがありません。そもそもビジネス用途がメインなので、カメラの写りなど、ある程度であればどうでも良いというコンセプトがありそうです。
しかし、今時こういうキーボード付きのスマホを持ち歩く人って、飛んだ変人しかいませんよね?僕もその一人です。そしてその変人はできるならこの端末をメイン端末として使いたいです。
でも僕だったら、メインで使うならカメラにも力入れて欲しいんですよね〜。最新のiPhone、Galaxy、Xperiaクラスの画質が出るなら良いんですが。
ちなみにセンサーはSONYのIMX378を積んでいます。これはDxOMarkというスマホカメラのベンチマークで89点を獲得し、現在頂点君臨するGoogle Pixelと同じではあります。しかし、同じセンサーを搭載する中国XiaomiのMi5Sは79点なので、やはり同じセンサーでもレンズやエンジン、メーカーごとの調整がものをいいます。
なのでセンサーは良いものを使っていますが、かといって画質が素晴らしいだろうと期待しすぎないことが大事です。むしろ4年前のスマートフォン並だと想定しておきましょう。そうすれば買った時に、「思ってたよりいいじゃんBlackBerry!」と感動し、ブラックベリー愛をどんどん育むことができます。
日本語入力・変換はATOK必須!キーボードの期待しすぎに注意
最後にこれです。標準のIMEは「日本語入力が得意ではない」ということに注意が必要です。
前機種のBlackBerry PRIVの利用者はほぼほぼ「ATOK」が必須であるというレビューを残しています。
ATOKはそれなりに高額なアプリですが、ブラックベリーを買うからには仕方がありません。必要経費と割り切りましょう。
また、レビューする人によって、「キーが小さすぎて、大して打ちやすくもないから、キーボードなんて使わなくなった」という人がいれば、「スペースキーを押して変換できるなんて最高ですよ!」という人もいます。
こういうレビューを見ると、買うかどうかものすごく迷うと思うのですが、これに関しては、あなたが買って実際に使ってみないとわかりません!
ということで、もし自分に合わなかったらヤフオクで売る!という覚悟で購入しましょう(笑)
エクスパンシスではすでに予約開始
SIMフリースマートフォンを香港からポチッと予約できるエクスパンシスではすでに仮予約が始まっています。
仮予約の時点ではまだ購入は確定していなくて、キャンセルしても何かお金がかかるわけではないので、仮予約をするデメリットはありません。
しかし、仮予約をしていると入荷時に連絡が来て、そのクーポンを使うことで10$割引になります。
あなたがBlackBerry KEYoneを買おうかな〜と迷っているのならば、とりあえず仮予約をしておきましょう!
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エクスパンシスで買い物が不安なあなたには、僕がExpansysでGalaxy Note5を個人輸入した方法の記事が役立ちます。
エクスパンシスで売られているBlacBerry KEYoneの対応周波数は?
エクスパンシスのブラックべリー販売ページを見ると、対応周波数はこのように書かれています。
ちなみにドコモ・ドコモの格安SIMで使っているLTE周波数はBand1、3、19、21、28です。Band21だけ対応してませんが全く問題ありません。Band21は地方都市の一部だけで使っている電波なので、ドコモで使う分にはBand1と19に対応していればほぼOKです。
ワイモバイルの対応バンドは1,3,8なのでワイモバイルのLTEにはフル対応です。
技適や動作に関しては自己責任でお願いします(笑)
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Expansysは台湾じゃなくて香港ですね。
ぬかささん
ありがとうございます!
修正させていただきました